【2025年】自分を変える7つの習慣【3】楽しい行動を習慣づける
更新日:2024年9月21日
3つめからは、毎日の生活で自分に幸せをどんどん刷り込んでいきます。
その第一弾、「ワクワクリスト」をご紹介。おすすめの書き方や活用法をまとめました。

誰にだって、やりたくはないけど、どうしてもやらなくちゃいけないことってありますよね。これは仕方がありません。ただ、恐ろしいことにそういう行動ばかりしていると、「楽しい!」と感じる心の能力は衰えてしまいます。
行動は習慣になり、習慣が性格を変えて、やがて性格が運命をつくります。
ワクワクリストは「毎日が楽しい! 毎週が楽しい! 毎月が楽しい!」と実感できる行動プログラム。このプログラムで楽しい行動を習慣にすることで、幸せや喜びへの感度というあなたの心の能力が高まり、幸せになりやすい性格に変わります。そして、新しい性格が、よりよい運命へとあなたを導きはじめるのです。
ワクワクリスト: 日常を楽しく充実感をもって送るために
大ヒットしたCITTA手帳に毎月ついていて有名になったのが「ワクワクLIST」です。108の書き込む欄には、チェック用のマスと「いつ?」という項目があります。それだけです。
とはいえ目的は「108個の願いを叶えましょう!」でも、まして「108個のTo Doリスト」でもありません。あくまでも今思いついた「いつごろ〇〇をやりたいな(ステキだろうな、楽しいだろうな、キレイだろうな、おいしいだろうな)」をまとめていく、夢見るリストなのです。
たとえば、暖冬で雪が少なかったから「今年のクリスマスは雪の中で白いクリスマスツリーを見たいなあ」と思いついたら、それも立派な1項目。それで、雪の中の白いツリー画像を見たり、見られる場所を探したりするだけで「ワクワク」できるはず。実現するのはもちろん、プロセスを楽しむのもまた、ワクワクリストの醍醐味です。
『CITTA式 未来を予約する手帳術』青木 千草(かんき出版2017年)
CITTA手帳解説本、ガイドブックなど多数発売されていますが、幸せになる感度を上げるのに参考になるのがこちら。ワクワクリストの使い方も解説されています。
なお、現在最新版のCITTA手帳は2024年10月始まりの『CITTA DIARY 2025』が発売されています。
ワクワクする楽しい行動ってどんなこと?
「ワクワクすることってが漠然としすぎー」って思う人もいるかもしれません。そんなときは次の3つを具体的に考えてみてください。
(1)五感が気持ちいい
頭で考えないで、五感が喜ぶ【行動】を探しましょう。食べておいしい、着て・身に着けてうれしい楽しい、気持ちいい色・音・形・動き、落ち着いたり気分がよくなる香り……など、目が、耳が、肌が、舌が、鼻が、肌や身体が喜ぶ【行動】をピックアップ。
(2)心が晴れる
スカッと爽快になる【行動】です。
くよくよしたとき、むしゃくしゃしたとき、どんなふうに気分転換していますか? そんなときの「元気がもらえるところに行く」「ジョギングする」「お気に入りの曲をかける」「好きな銘柄のコーヒーやお茶を淹れる」など心が晴れるワクワク【行動】です。写経や座禅、瞑想を挙げる人もいるでしょう。お気に入りのバスタイムの友と「シャワーや入浴+グルーミング」で文字通りスッキリするのもアリ。もちろん、汗をかいてビール!もサイコー。
(3)自己肯定感が高まる
あなたにとって、遠足の前日の小学生みたいな気持ちになれる【イベント】です。
コスプレやメイクで普段と違う自分になったり、憧れの人に会いに行く、新しいことにチャレンジするのも間違いなくワクワク感が高まります。こんなときは多少の失敗があっても、「やってよかった!」と思えるので「〇〇をしているわたし」が誇れるはずです。趣味や習い事で「〇〇ができるようになった」と達成を喜ぶのはもちろん、「〇〇をしている自分が好き」と思えることも十分ワクワク【イベント】といえます。
「ワクワクリストが書けない問題」はこれで解決
CITTA手帳の制作した『CITTA式 未来を予約する手帳術』の著者、青木千草さんによると「ワクワクリストが書けない」という人は意外にも多く、「ワクワクリストが書けない人はまちがいなくいい人」と語っています。
108といえば煩悩の数ですが、青木さんは「100以上書くことで自分の本当の心の声が聴ける」として、108個を3日で一気に書くことを推奨しています。
ちなみに、108を素因数分解すると2×2×3×3×3になります。108をいっぺんに書き出せない人は、
やりたいこと9(3×3)ジャンルについて12(2×2×3)項目のリスト
やりたいこと6ジャンル(2×3)で18(3×3×2)項目のリスト
といったように、やりたいことを細分化していくと、より具体的で明確なリストができるし、芋づる式に発想が浮かびます。試してみてください。それでもだめたったら、もう一度前回のジャーナリングで幸せ成分を探してみましょう。
◆ワクワクリストに宿るセラピー効果
日常のモヤモヤを、がーっと流し出して初めて、本当の心情、本音が現れるというのは、カウンセリングの場でもよくあることです。ですから、青木さんが「ワクワクリストはセルフセラピーの効果もある」というのも納得です。本当にやりたいことにしっかり気づいて、実現へのプロセスをたどることで、日常の充実度、人生の充実感は高まります。
たとえ毎月1つであっても、「本当はコレがしたかったんだ!」という夢を毎月わたしは自分のために叶えている、その実感が持てたら、自分への信頼感が上がります。あなたの毎日の暮らしは今よりもっと充実して、ワクワクしたものになるに違いありません。
まとめ:変わる順番は、行動→習慣→性格→運命
マザー・テレサはこう言いました。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
楽しい行動をくり返していると、それが習慣になり、性格を変え、運命になるといいます。さあ、ワクワクした運命をつくりましょう!
[自分を変える7つの習慣]
・【3】楽しい行動を習慣づける →このページ
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