5つのイヤな感じ
もしも「幸せの罠にハマったかも!?」と思ったら、チェックしてみてください。
イヤな感じ(気分)の元になってる感情は5つあります。そのどれかを探ってみましょう。 なんとなくわからないモヤモヤを抱えているよりクリアになるハズです。
1. 不安 期待どおりになる見通しが立たないときに生まれます。
2. 怒り
「当然こうなるべき」という強い期待が叶わないときに生まれます。
相手だけでなく、自分に向くこともあります。
3. 悲しみ 期待をあきらめかけたり、あきらめようとするときに生まれます。
4. 苦しみ 期待どおりにならないことが続いている状態のときに生まれます。
5. 喜び 期待どおりになったり、願いが叶いそうなときに生まれます。
「えっ!? “喜び”もイヤな感じなの??」と 思ったかもしれません。 でも、だからこそ要注意です。
人間は楽しいことにはいくらでも一生懸命になれます。それこそ寝食忘れてでもしてしまう。 ことに、期待どおりになりそうなときは、目の前にニンジンをぶら下げられた状態です。死に物狂いで無理をしてしまうことも少なくありません。
1~4のツラくてシンドイときは、それが続けなくてはならないことがストレスですが、5の喜びはそれを止めたり、失うことがストレスになります。
今に自分にどんな感情が生まれているのか確かめてみましょう。 心配しないでください。ネガティブな感情を持っていてもいいのです。 大切なのは、「いま、わたしはこんなふうに感じているんだわ」とわかること。
これは実際にカウンセリングでも用いられる手法で、感情モニタリング法といいます。
イヤな感じの元をみつけたら、早めに認めてしまうことです。
「うれしいけど、無理もしてるんだよね」 「がんばって目標達成したけど、その疲れが出てきたかもね」 「今はいいけど、将来までどのくらい維持できるかって不安もあるんだよね」と。
それだけで、だいぶ楽になります。
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