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アートセラピー[芸術表現療法]

何かをつくる、描く、声を出す、身体を動かすなどの言葉に頼らない表現には、わたしたちの心[無意識]のメッセージがあふれています。心を自由に解き放してあげることが深い癒しや気づきをもたらしてくれます。
​リアルトレジャーでアートセラピーを体験してみませんか。

​アートセラピーが気持ちいい理由



自分の気持ちを言葉にして伝えることはとても難しいものです。大人にとってはもちろん、子どもたちにとってはなおさら。しかし、色や形、大きさで表現することで、意識が及ばない深い心のありようが作品にいきいきと描かれることが少なくありません。

アートセラピーは、そんな自己表現を通して、抑圧された感情を解放させたり、深く癒されたり、新たな気づきに至る、安全でクリエイティブな体験の場です。


表現や創作する行為や作品には、日常で気づくことすら至らない心の深部、無意識のメッセージがあふれています。それはいわば、心を外にとり出して観察すること。作品を客観的にみることで、理屈で理解するのではなく、「ああ、こうなっていたんだ」という自分への理解や肯定、受容が生まれ、そこから気づきや自己洞察につながるのです。

気持ちいい理由

表現には、無意識のメッセージが満ちています。こうして外に出して眺めてみることで、忘れていた懐かしい感覚を思い出したり、胸のつかえがすっと落ちたり、不可解なできごとの理由に思い当たったりすることも。

スクリブル
(一人で行うなぐり描き)

ここまで描きまくって出し切れば、脳は心地よい疲労感が広がってスッキリします。

治療効果
アートセラピーの治療効果



「できた!」「やった!」これだけで、楽しく、すっきりします。それは、クリエイティブな作業やイマジネーションを働かせる「遊び」によって満足感やカタルシスを得られるから。表現することそのものに、癒しの効果があります。

同時に、アートセラピーには、問題行動や症状、障害として表現される、個人や家族、集団にとって不都合な心の問題を、マイルドに鎮静させていく治療効果があります。

また、グループや親子、カップルなどのペアでこの体験をして、共同で創作活動を行ったり、できた作品を鑑賞しあうことで、共感が生まれます。相互理解が進む、関係性が改善する、絆が深まる、コミュニケーションが円滑になるといった効果もアートセラピーにはあります。

親子(パパ&ボク)でつくった大作コラージュ。制作中ももちろん会話が弾みます。二人の大好きなものがふんだんに盛り込まれました。

手が知っています
あなたの心が望んでいることは
あなたの手が知っています



よく「絵がヘタだから」という方がおられますが、アートセラピーに絵心は必要ありません。ただ、童心に帰って、クレヨンや粘土で遊ぶだけです。

 

それでも心配だ、という方も安心してください。粘土をただこねて、気持ちよく丸めているだけでも、十分セラピーになります。何も考えずに手が描きたいようにイタズラ描きしていくだけの、スクリブル(一人で描く)やスクイグル(複数人で描く)というカンタンな技法もあります。また、雑誌のイラストや写真を切り抜いて貼っていくコラージュは、比較的どなたでも完成度の高い作品が作れます。

リアルトレジャーへは手ぶらでいらしてください。道具は準備してあります。体を楽に動かせる、少々汚れても平気な服装がいいでしょう。何をするかは、そのときのあなたの手に聞いて決めましょう。心がすっきりすることをあなたの手はご存じですから。

自分で描いたパターンを自由な形に切り出したパーツを家族3人でシェア。かたどって、塗って、切って、貼って……3つのコラージュが生まれました。

粘土を手が自由にこねているうちに生まれたランドスケープ。それぞれのモチーフにはエピソードを持ち、最後にこの場所のストーリーが生まれました。

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